映画「長崎ー閃光の影でー」小野花梨は何役？看護学生の役柄を解説！

映画『長崎―閃光の影で―』は、原爆投下直後の長崎を舞台に、若き看護学生たちの命と向き合う姿を描いた感動作です。

主演の菊池日菜子さんと共に、同級生役として小野花梨さんが重要な役割を担っています。

「小野花梨さんは何役なのか？」という疑問や、役柄の背景、共演キャスト、作品の見どころまで、最新情報をもとに詳しく解説します。

実在の手記をもとにした本作で、小野花梨さんがどのような役に挑んだのか、映画の世界観とともにご紹介します。

映画「長崎ー閃光の影でー」小野花梨は何役？

まずは、小野花梨さんが演じる役柄や、そのキャラクターの特徴について解説します。

小野花林は大野アツ子役

小野花梨さんが演じるのは、看護学生「大野アツ子」です。

大野アツ子は、日本赤十字社の看護学校に通う17歳の少女で、主人公・田中スミ（菊池日菜子さん）、岩永ミサヲ（川床明日香さん）と幼なじみであり同級生です。

アツ子は人一倍強い信念を持ち、被爆者救護にあたる少女。

原爆投下直後の廃墟となった長崎で、未熟ながらも看護学生としての使命を全うしようと奔走します。

家族や恋人と過ごす幸せな日常が一変し、地獄絵図と化した街で、苦しみながらも命と向き合う姿が印象的なキャラクターです。

◤キャラクター紹介◢

🕊️大野アツ子（#小野花梨）

共に大阪から帰郷する、スミの幼馴染
長崎に帰ってからは日赤長崎支部に通っている

両親と幼い妹と暮らす、
学業優秀で責任感が強い

🎬7/25（金）長崎先行公開
🎬8/1（金）全国公開#長崎閃光の影で pic.twitter.com/0DcFiiDbxU

— 映画『長崎－閃光の影でー』公式 (@nagasaki_senkou) May 8, 2025

小野花梨の役作り

小野花梨さんは、アツ子役について「目を背けたくなるような映像が、現実にあったという事実に向き合いながら今自分が生きていることの意味を考え続けるような日々でした」とコメントしています。

役作りでは、当時の看護師たちの手記や証言を丹念に読み込み、戦時下の少女たちの心情や葛藤に寄り添うことを大切にしました。

アツ子の強さと優しさ、そして時に見せる弱さや涙を、等身大の演技で表現しています。

小野花梨さんの確かな演技力が、アツ子というキャラクターにリアリティと深みを与えています。

映画「長崎ー閃光の影でー」小野花梨の共演キャスト

次に、小野花梨さんとともに物語を紡ぐ主要キャストや、役柄の関係性についてご紹介します。

看護学生キャスト

大野アツ子の幼なじみで同級生の田中スミ役を菊池日菜子さん、岩永ミサヲ役を川床明日香さんが演じています。

スミは物語の主人公で、家族や幼なじみと過ごす穏やかな日々から一転、原爆投下による過酷な現実と向き合いながら、未熟ながらも看護学生として救護活動に奔走します。

ミサヲはクリスチャンで、信仰心と現実のはざまで葛藤しながら命と向き合う少女です。3人の友情や絆が、映画の大きな柱となっています。

菊池日菜子・小野花梨・川床明日香が熱い抱擁「長崎―閃光の影で―」ビジュアルhttps://t.co/BMfdDG5H0p#長崎閃光の影で pic.twitter.com/3UEwSCUyIE

— 映画ナタリー (@eiga_natalie) June 13, 2025

松本准平監督は被爆3世

監督は長崎出身で被爆三世の松本准平さん。

脚本は日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で－原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記－」を基に執筆されました。

主題歌は長崎出身の福山雅治さんがプロデュース・ディレクションを担当し、菊池日菜子さん、小野花梨さん、川床明日香さんらキャストが歌唱しています。

また、山下フジヱさん（実際に救護活動を行った元看護学生）が特別出演し、美輪明宏さんが語りを担当するなど、リアリティと歴史へのリスペクトが込められた作品です。

映画「長崎ー閃光の影でー」小野花梨の役の見どころ

最後に、大野アツ子役としての小野花梨さんの見どころや、映画全体のメッセージについてまとめます。

大野アツ子役の魅力

大野アツ子は、戦時下の不安や恐怖、絶望の中でも命と向き合い続ける少女です。

原爆投下後、家族の無事を確かめようと自宅跡に戻り、声の限り母を呼ぶシーンは、アツ子の強さと弱さが交錯する名場面です。

看護学生として救護活動に身を投じ、苦しみながらも使命を全うしようとする姿は、観客に深い共感と感動を与えます。

小野花梨さんは、アツ子の内面の揺れや決意を繊細に表現し、物語にリアリティと説得力をもたらしています。

小野花梨のコメント

本作は、終戦から80年という節目の年に公開されます。

小野花梨さんが大野アツ子役として参加したことは、次世代に戦争の記憶と平和の尊さを伝える大きな意義があります。

彼女自身も「今自分が生きていることの意味を考え続けるような日々だった」とコメントしており、役者としてだけでなく一人の人間として作品と向き合った姿勢が、多くの観客の心に響くはずです。

映画は、若い世代にも戦争の現実と命の重みを考えるきっかけを与えてくれるでしょう。

🕊️┈┈┈┈
戦後80年。
この80という数字がどこまでも
大きくなっていくようにと願いを込めて
この作品に関わらせていただきました。
　　　　　　　　　　　　┈┈┈┈🖊️🌸

大野アツ子役：#小野花梨 さん

🎬7/25（金）長崎先行公開
🎬8/1（金）全国公開#長崎閃光の影で

全文はこちら👇 pic.twitter.com/S4QixxkuBk

— 映画『長崎－閃光の影でー』公式 (@nagasaki_senkou) February 21, 2025

まとめ

映画『長崎―閃光の影で―』で小野花梨さんが演じるのは、主人公の幼なじみで看護学生の大野アツ子役です。

人一倍強い信念を持ち、原爆投下直後の長崎で命と向き合いながら救護活動に奔走する少女を、小野花梨さんが繊細かつ力強く演じ切っています。

実在の手記をもとにしたリアルな物語と、若い世代への平和へのメッセージが詰まった本作。

小野花梨さんの演技が、映画の感動をより深く観客に届けてくれることでしょう。