映画「#真相をお話しします」を公開初日に鑑賞してきました。
SNSの暴露系生配信チャンネルを舞台に、人間の心理がむき出しになるサスペンスに見入ってしまいました。
せっかく買ったコーヒーも飲むのを忘れるほどでした。
この記事では
【感想】「#真相をお話しします」のレビュー!ネタバレなしで安心
と題して、私が公開初日に映画館で観た感想をお伝えします。

こちらが入口にあったポスターです。
【感想】「真相をお話しします」は人間の心理がコワい!
「#真相をお話しします」は、現代のSNS社会を舞台にしたミステリー映画です。
物語の中心は、生配信で“真相”を暴露し、視聴者から投げ銭を得るというリアルな暴露系チャンネル。
この設定だけでも、現代人なら誰もが身につまされるテーマではないでしょうか。

実際にありそうなテーマです!
匿名性の中で人がどこまで本音をさらけ出せるのか、また、その裏に隠された人間の心理や闇がじわじわと浮かび上がってきます。
登場人物たちは一見普通の人たちですが、暴露の場に立たされることで、誰もが“加害者”にも“被害者”にもなり得る。
自分の身近にも起こり得るようなリアリティがあり、観ているこちらも「自分だったらどうするだろう」と何度も考えさせられました。

そしてぞくっと怖くなるわけですね。
【感想】「真相をお話しします」の世界に完全没入!
ストーリー展開はまさにジェットコースターでした。
最初はオムニバス形式のように感じられますが、徐々に登場人物たちの関係やそれぞれが抱える“真相”が明らかになっていきます。
先が読めそうで読めない、絶妙な緊張感が続き、気づけばスクリーンに釘付けになっていました。

せっかく買ったコーヒーの存在を忘れるほど。
特に、SNSやライブ配信のリアルな描写は、現代のネット社会を生きる私たちにとって非常に身近ですよね。
匿名の中での暴露、拡散、炎上――そんな現象が物語の中でリアルに展開され、観ている側も「明日は我が身」と感じずにはいられません。
最後まで「誰を信じればいいのか」「本当の“真相”は何なのか」とドキドキしっぱなしでした。

ふう、緊張しました。
【感想】菊池風磨は商社マンも警備員もかっこいい!
映画「#真相をお話しします」の大きな魅力の一つが、菊池風磨の演じる桐山のキャラクター。
物語の中で彼は、過去に秘密を抱える警備員として登場しますが、回想や暴露の中で商社マン時代の姿も描かれます。
スーツ姿の商社マンとしての知的でスマートな一面と、警備員としてのやさぐれた雰囲気――どちらも菊池風磨の新たな魅力が存分に発揮されていました。
特に、極限状態での表情や立ち居振る舞いは、これまでのイメージを覆すほどの迫力。
監督も「今までにない新境地」と絶賛しており、彼の演技力の幅広さを改めて実感しました!

【感想】大森元貴の表情演技がハイレベル!
もう一人の主役、鈴木役の大森元貴の演技はとてもレベルが高かったです。
Mrs. GREEN APPLEのボーカルとして知られていますが、本作が映画初出演。
にもかかわらず、その表情の細やかな演技には驚かされました。
一見、愛嬌があってポップな雰囲気を持ちながら、どこか底知れぬ“策士感”や狂気がにじむ表情の動き。

特に、菊池風磨と向き合うシーンでは、表情の変化や目線の動きだけで緊張感を作り出していて、
並んでもまったく遜色のない存在感を放っていました。
監督も「ナチュラルさと狂気が共存している」と評価しており、今後の俳優活動にも期待が高まりますね。

本当に多才な方ですね!

【レビュー】子供も「真相をお話しします」を楽しめるかは微妙?
「#真相をお話しします」はG指定で年齢制限がなく、家族みんなで観ることができます。
YouTubeのようなライブ配信やSNSの描写も多く、小さい子供でも“見慣れた世界”として楽しめるかもしれません。
ただし、物語の中心は人間関係のドロドロした部分や、心理的な葛藤、暴露による心の揺れ動き。
暴力的なシーンや過激な描写は控えめですが、よくできた映画ですので、精神的な怖さが強く感じられそうです。
ですから、怖がりな子や繊細な子は避けた方がよいかもしれません。
大人が一緒にいれば大丈夫なら、観た後で感想を話し合うのも良いかもしれませんね。

【まとめ】「真相をお話しします」観るか迷っている人へ!
私が公開初日の4月25日に観た感想をお伝えしました。

おもしろそうだな~と思ってもらえたら嬉しいです。
「#真相をお話しします」は、現代社会のリアルな闇と人間の心理に鋭く切り込んだサスペンス映画。
SNSやライブ配信という身近な題材を通して、「人はなぜ暴露したがるのか」「本当の真相とは何か」を問いかけてきます。
感想のまとめはこちら:
- 人間の心理の怖さや、誰もが抱える秘密に共感しつつ、ハラハラドキドキの展開に没入できる
- 菊池風磨の二面性ある演技と、大森元貴の初出演とは思えない表情の演技が光る
- 子供も楽しめる要素はあるが、心理的な怖さがあるため、怖がりな子は注意
観ようか迷っている方で、
「先が読めないサスペンス」「現代的なテーマ」「豪華キャストの演技」
を楽しみたいなら、ぜひ劇場で体感してほしいとおすすめします。
