映画『かくかくしかじか』は、永野芽郁さん主演、東村アキコさん原作の実体験をもとにした感動作です。
本作の重要な舞台のひとつが金沢美術工芸大学で、永野芽郁さんが実際に歩いたロケ地としても注目されています。
この記事では、
映画『かくかくしかじか』の金沢の大学ロケ地どこ?永野芽郁が撮影!
と題して、映画と金沢の大学の関係、金沢美術工芸大学での撮影、そして金沢市内の美術スポットについて詳しく解説します。
映画ファンや美術に関心のある方は必見です。

最後までごゆっくりお読みください!
映画『かくかくしかじか』と「金沢の大学」
映画『かくかくしかじか』は、東村アキコさんの自伝的漫画を原作に、主人公・明子が漫画家を目指して成長していく姿を描いています。
物語の中で、美術大学への進学や学生生活は大きな転機となっています。
⋆⸜🍊本日3/2は #出会いの日 ⸝⋆
— 映画『かくかくしかじか』公式 (@kakushika_movie) March 2, 2025
みなさんは〝 大切な人との出会い 〟という言葉で
誰を思い浮かべますか?💭#映画かくしか は、
夢見るぐうたら娘・明子(#永野芽郁)と
最恐の恩師・日高先生(#大泉洋)との
〝出会い〟からはじまる9年間の物語✍️
そして〝出会い〟には〝別れ〟が――
𝟓.𝟏𝟔 𝐟𝐫𝐢 pic.twitter.com/zfYeP26zJi
東村アキコの実話
本作は、東村アキコさん自身の青春時代と美大受験、そして美術大学での経験をもとに描かれています。
厳しくも温かい恩師・日高先生との出会いが、主人公・明子の人生を大きく変えていきます。
高校時代から美大受験を目指す過程で、家族や友人、恩師との関係が丁寧に描写されており、リアルな受験の葛藤や成長の痛みが物語の核となっています。
林明子(永野芽郁)が金沢の美大受験
主人公・明子を演じる永野芽郁さんは、夢に向かって努力する等身大の若者像を熱演しています。
原作同様、明子は国公立大学限定で美大受験に挑み、筑波大学や東京学芸大学などに不合格となった後、金沢美術工芸大学の油画専攻に合格します。
この合格が明子の人生に大きな転機をもたらし、大学生活や美術と向き合う日々が始まります。

永野芽郁さんと大泉洋さんの掛け合いが見どころです。
金沢美術工芸大学と『かくかくしかじか』の関係
金沢美術工芸大学は、原作・映画ともに主人公の大学時代の舞台として重要な役割を果たしています。
ここでは、金沢美術工芸大学がどのように描かれ、どんな意味を持つのかを解説します。
金沢美術工芸大学は、石川県金沢市にある伝統と実績を誇る美術大学で、東村アキコさん自身もこの大学の美術科油絵専攻を卒業しています。
原作と映画
原作『かくかくしかじか』では、金沢美術工芸大学は主人公・明子が合格した大学として登場します。
明子が地方から上京し、新しい環境で美術と向き合う姿が印象的に描かれています。
映画でも同様に、明子の成長や葛藤、美大での人間関係がリアルに再現されており、金沢美術工芸大学での学生生活が大きな見どころとなっています。
映画のロケ地はどこ?
映画『かくかくしかじか』では、金沢美術工芸大学の旧キャンパスでロケが行われました。
実際に2023年まで使用されていた旧校舎が撮影協力し、リアルな美大の雰囲気や学生たちの生活が映像として表現されています。
油絵やデッサンの授業風景、学生寮やアトリエでのやりとりなど、美術大学ならではのリアルなシーンが多数登場します。
金沢ハテナ🤔
— しんかいあい@はてなのまちづくり (@design_iChan) March 19, 2025
金沢美術工芸大学の卒業生、東村アキコさん。彼女の作品、マンガ「かくかくしかじか」
地元、金美の旧校舎を映画で使っているとのことですよ。気になりますね!
ぜひ、みんなで見てみましょう☺️🌸#かくかくしかじか pic.twitter.com/6Ii7BpaD6F
金沢美術工芸大学とは
金沢美術工芸大学は1946年創立の伝統ある美術大学で、
油画、日本画、彫刻、デザインなど多彩な専攻を持ち、全国から多くの美術志望者が集まります。
全国でもレベルの高い美術大学とされています。
ランク | 美術大学名 |
---|---|
S | 東京藝術大学 |
A+ | 多摩美術大学 |
A+ | 武蔵野美術大学 |
A | 金沢美術工芸大学 |
A- | 愛知県立芸術大学 |
B+ | 京都市立芸術大学 |
B+ | 東京造形大学 |
B+ | 女子美術大学 |
B+ | 沖縄県立芸術大学 |
B+ | 京都工芸繊維大学 |
金沢美術工芸大学は全国4位の美大で、大変にレベルが高いのですね。
2023年に新キャンパスへ移転しましたが、映画の撮影は旧キャンパスで行われています。
旧校舎はモダニズム建築としても知られ、映画の中でもその独特な雰囲気が活かされています。

当時の学生生活が忠実に再現されています。
永野芽郁が歩いた金沢のロケ地
映画『かくかくしかじか』の金沢ロケでは、永野芽郁さんが実際に金沢美術工芸大学旧キャンパスや市内の名所を訪れています。
ここでは、金沢での主要なロケ地とその魅力をご紹介します。
金沢市は伝統文化とアートが融合した街で、映画の舞台としても映えるロケーションが多数存在します。
原作者・東村アキコが全面協力。永野芽郁×大泉洋『かくかくしかじか』制作の舞台裏https://t.co/85yfRwAmd6
— CINRA (@CINRANET) May 9, 2025
絵画教室のシーンは東村の祖母の自宅を貸し切って撮影。 pic.twitter.com/7nOeXyaIDm
金沢美術工芸大学旧キャンパスのロケ
金沢美術工芸大学旧キャンパスは、映画の美大時代のシーンの多くが撮影された場所です。
永野芽郁さんが歩いたキャンパスの廊下やアトリエ、学生たちが集う中庭など、原作の世界観をそのまま感じられるスポットです。
撮影時には実際の美大生もエキストラとして参加し、リアルな学生生活が再現されました。
金沢市内の美術スポット:ひがし茶屋街・兼六園
映画の中では、金沢市内の美術館や歴史的な街並みも登場します。
ひがし茶屋街や兼六園など、金沢ならではの情緒あるロケーションが、主人公の心情や成長を彩ります。
美大生が集うカフェや画材店も、映画の雰囲気を盛り上げる重要な舞台となっています。
映画ファンには、ロケ地だった金沢美術工芸大学旧キャンパスをはじめ、ひがし茶屋街や兼六園などの巡礼がおすすめです。
永野芽郁さんが実際に歩いた場所を訪れ、映画のワンシーンを思い出しながら写真を撮るのも楽しみ方のひとつです。
金沢は観光地としても魅力的なので、映画とあわせて街歩きを満喫できます。

当時の東村アキコさんも訪れていたかもしれませんね。
*明子(永野芽郁さん)の金沢の大学時代の彼氏役が神尾楓珠が演じる「西村くん」です。詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

【まとめ】映画『かくかくしかじか』と金沢美術工芸大学
映画『かくかくしかじか』は、永野芽郁さんや大泉洋さん、東村アキコさんの実体験をもとに、金沢美術工芸大学を舞台にした青春と成長の物語です。
実際の大学旧キャンパスでのロケにより、リアルな美術大学生活や金沢の街並みが映像で表現され、映画ファンや美術好きにとっても心に残る作品となっています。
金沢美術工芸大学は、主人公・明子の人生の転機を象徴する場所であり、映画の世界観をより深く味わえるスポットです。
ぜひ映画とともに、金沢のロケ地を巡ってみてはいかがでしょうか。

じんわり心温まるストーリーを、ぜひ映画館で楽しんでください。