映画『かくかくしかじか』の方言はどこ?東村アキコの出身地・宮崎?

  • URLをコピーしました!

映画「かくかくしかじか」の原作は東村アキコさんの自伝的漫画。

彼女自身の青春時代と恩師との絆を描いた感動作として多くのファンに支持されています。

予告編を見ると日高先生役の大泉洋さんが方言で話しているので、どこのものなのか気になりますよね。

そこでこの記事では、

映画『かくかくしかじか』の方言はどこ?東村アキコの出身地・宮崎?

と題して、登場人物たちが自然に話している方言がどこなのか、物語の舞台について解説します。

目次

「かくかくしかじか」の方言は宮崎弁!

映画「かくかくしかじか」で話されている方言はどこのものなのでしょうか?

舞台は宮崎

「かくかくしかじか」の物語は、宮崎県を中心に展開します。

原作者である東村アキコさんの出身地が宮崎のため、

登場人物たちの会話には地元の言葉である宮崎弁が豊かに取り入れられています。

特に、物語の中心となる日高健三先生(大泉洋さん)は、竹刀を振り回しながら宮崎弁で怒号を飛ばすシーンが印象的です。

どき子

パワフルすぎますが、昔はこういう人が結構いたのでしょうね。

特報映像では、日高先生が主人公・林明子(永野芽郁さん)に「林明子さん?」と宮崎弁で話しかける場面が映し出されています。

独特のイントネーションや言い回しが物語の雰囲気を形作っています。

宮崎弁の響きは、温かさや力強さだけでなく、時に厳しさや優しさも感じさせ、登場人物たちの心情をより深く伝えています。

原作者・東村アキコが方言もチェック

映画「かくかくしかじか」では、原作者である東村アキコさん自身が脚本を手がけ、さらに宮崎弁のセリフ監修も担当しています。

MEGUMIさん(明子の母親役)は

「毎日のように現場に顔を出して宮崎弁のセリフの監修も東村さんがやって下さいました」

とコメント。

方言のレベルを高めるために東村アキコさんが現場で細かく指導していたことがわかります。

どき子

それほど東村アキコさんにとって大切な作品だということですね。

宮崎弁が紡ぐ人間関係

映画では、宮崎弁の持つ温かさや力強さが、主人公・林明子と日高健三先生との9年にわたる師弟関係を描き出す重要な要素となっています。

特に日高先生の

「チンパンジーみたいやな。今日からお前のあだ名は"チンパン子"じゃ

といった言葉には、宮崎弁特有の語尾「〜じゃ」が使われており、厳しさの中にも愛情が感じられる独特の響きがあります。

日高先生の指導は非常に厳しいものですが、その言葉の端々に宮崎弁ならではの温かみや親しみやすさがにじみ出ていおます。

観客はその人間味に引き込まれます。

宮崎弁を通じて、登場人物たちの心の距離や成長、葛藤がよりリアルに伝わってきて、映画の世界に入り込んでしまいますね。

映画「かくかくしかじか」の内容やキャストについてはこちらの記事をご覧ください

キャストの宮崎方言の挑戦エピソード

映画「かくかくしかじか」の豪華キャストたちは宮崎弁に挑戦しました。

楽しいエピソードをご紹介します。

大泉洋の宮崎方言は完璧!

日高健三先生役の大泉洋さんは北海道出身ながら宮崎弁を見事に使いこなしています

東村アキコさんも「パーフェクト宮崎弁」と太鼓判を押しており、現場でも大泉洋さんの宮崎弁の完成度の高さが話題になりました。

大泉洋さんは、方言のイントネーションや語尾の使い方だけでなく、宮崎の人々が持つ温かさや厳しさも演技に取り入れています。

どき子

さすが大泉洋さんですね!

熊本出資の有田哲平の苦労

美術部顧問・中田先生役の有田哲平さんは熊本出身ながら宮崎弁の微妙なニュアンスに苦戦したと語っています。

最初は「九州のことは理解しています」という顔をしていたものの、実際に演じてみると熊本弁と宮崎弁の違いに戸惑いました。

方言指導が本格的に始まったので、ようやく宮崎の方言のコツをつかんだそうです。

同じ九州で近いので、逆に難しかったのかもしれませんね。

宮崎の方言と文化

映画「かくかくしかじか」では、方言のセリフを通して宮崎の美しい自然やのどかな町並み、地元の人々の温かさが丁寧に描かれています。

方言を通じて、宮崎という土地の空気感や、そこで生きる人々のリアルな姿がスクリーンに映し出されています。

原作漫画で宮崎の風景や方言が印象的に描かれているのですが、映画はその雰囲気が忠実に再現されています。

美術監修も東村アキコさんが担当しているため、細部にまでこだわったリアルな美術表現も見どころのひとつです。

*映画化を機会に原作漫画の一気読みもいいですね。私はすでに全巻読んで泣きました。

【まとめ】宮崎弁が生み出す「かくかくしかじか」の魅力

映画「かくかくしかじか」の方言は宮崎弁です。

原作者である東村アキコさんの出身地・宮崎が舞台だからですね。

原作者が監修した「かくかくしかじか」の俳優陣の宮崎弁は、作品の魅力をさらに高めています。

方言が紡ぐ温かさや力強さ、そして人間味あふれるキャラクターたちのやり取りを、ぜひ映画館で体感したいですね。

2025年5月16日の公開を楽しみにしましょう。

映画「かくかくしかじか」の上映はいつからいつまでなのか、こちらの記事をご覧ください。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次