映画「かくかくしかじか」は、東村アキコさんの実体験をもとにした自伝的コミックを原作として、
永野芽郁さんが主人公・明子を演じる青春ドラマです。
2025年5月16日に公開され、全国のファンからロケ地への注目が集まっています。
なかでも鹿児島県志布志市は、映画の重要な舞台の一つとして話題です。
そこでこの記事では、
「かくかくしかじか」のロケ地「志布志」ってどこ?東村アキコとの関係は?
と題して、映画の世界を体感できる志布志の魅力や、東村アキコさん、永野芽郁さんとの関わりを詳しくご紹介します。

最後までごゆっくりお読みくださいね!
「かくかくしかじか」のロケ地・志布志って?
映画「かくかくしかじか」の世界観を語るうえで、志布志という土地がどのように関わっているのかは大きなポイントです。
まずは原作者・東村アキコさんと志布志のゆかり、そして志布志がロケ地に選ばれた理由について解説します。
かくかくしかじか鑑賞🎬 「描けーー!」
— emiria (@emiria88282241) May 22, 2025
若い頃の愚かさや未熟さ、自意識過で他人への甘え、まさにバカだった過去の自分に向けて語りかけるような物語。鬱陶しいけれど大人になってから考えるとその言葉や行動がいかに愛情深かったか…若い明子は自分と重なる…。@kakushika_movie#映画かくしか感想 pic.twitter.com/Zr1s7LVklw
東村アキコと志布志の関係
東村アキコさんは宮崎県串間市の出身ですが、志布志市とは地理的にも近く、日常的な交流や文化的なつながりが深い地域です。
志布志は、宮崎県南部や鹿児島県東部の人々にとって、生活圏や進学・就職の選択肢にもなる場所です。
ですから、東村アキコさんが描く青春時代の空気感や、地方都市ならではの温かさと素朴さを表現するのに最適なロケーションとなりました。
また、志布志港やダグリ岬など、自然と人の営みが調和する風景は、東村アキコさんの原作が持つノスタルジックな世界観ともよくマッチしています。

映画を観ましたが、自然がすてきでした!
志布志がロケ地に選ばれた理由
志布志がロケ地に選ばれた最大の理由は、その多様な景観と、どこか懐かしさを感じさせる町並みです。
映画制作チームは、東村アキコさんの原作が持つ「地方都市のリアル」を忠実に再現するため、志布志の持つローカル色や昭和レトロな雰囲気に注目しました。
特に、志布志港周辺やダグリ岬遊園地は、映画の中で主人公・明子が青春を謳歌する象徴的な場所として描かれています。
志布志の自然や町並みが、登場人物たちの心情や成長を映し出す重要な舞台となっているのです。
志布志の「かくかくしかじか」ロケ地としての魅力
志布志市で撮影された映画「かくかくしかじか」のシーンは、観る人の心に強く残るものばかりです。
ここでは、志布志で撮影された印象的なシーンや、実際に訪れてみたいロケ地スポット、そして映画の世界観を感じられるポイントについてご紹介します。
志布志でロケ撮影したシーンは?
志布志でのロケは、主人公・明子が地元の友人たちと過ごす日常や、人生の転機となる出来事が描かれる重要なシーンで多く使われています。
特にダグリ岬や志布志港は、明子が悩みや葛藤を抱えながらも前向きに歩み出す姿を象徴する場所です。
志布志の海岸線や港の風景は、映画の中で青春の切なさや希望を表現するために欠かせないロケーションとなりました。
永野芽郁さんが演じる明子が、夕暮れの港でふと立ち止まるシーンは、観客の心に深い余韻を残します。
志布志港入口あたりも雰囲気良いですよね〜♪ pic.twitter.com/AxIg18BkgX
— Sansyu Bicycle (@tksn2324) June 1, 2025
永野芽郁(明子)の志布志シーン
永野芽郁さんが演じる明子は、志布志の風景の中でさまざまな感情を表現しています。
特に、志布志港やダグリ岬でのシーンでは、明子が自分自身と向き合い、未来に向かって一歩踏み出す姿が印象的に描かれています。
また、地元の友人や家族とのふれあいを通して、明子が「自分の原点」を再認識する重要な場面も志布志で撮影されました。
永野芽郁さんの繊細な演技と、志布志の温かな景色が融合し、観客に深い感動を与えています。
ロケ地志布志を巡る案内
映画の公開後、志布志市内では聖地巡礼を楽しむファンが増えています。
特に人気なのが「ダグリ岬遊園地」です。
ここは映画の中でも印象的なシーンが撮影された場所で、海を望む絶景とレトロな遊園地の雰囲気が魅力です。
また、志布志港周辺もおすすめスポットの一つ。
港町ならではの活気と、どこか懐かしさを感じさせる町並みは、映画の世界観をそのまま体感できます。

地元のカフェや食堂を訪れてみたいですね!
志布志で映画世界観を体験!
志布志のロケ地を歩くと、映画「かくかくしかじか」で描かれた青春の一コマが鮮やかによみがえります。
特に、自然豊かな海岸線や、静かな住宅街、昔ながらの商店街など、どこを切り取っても映画のワンシーンのような景色が広がっています。
永野芽郁さんが演じた明子の心の揺れや、東村アキコさんが描いた地方都市のリアルな空気感を、実際にその場で感じることができるのは、志布志ならではの魅力です。
映画の余韻に浸りながら、ゆったりとロケ地を巡る時間は、ファンにとってかけがえのない体験となるでしょう。
*映画「かくかくしかじか」のロケ地の商店街についてはこちらの記事をご覧ください。

「かくかくしかじか」の志布志以外のロケ地もすごい!
映画「かくかくしかじか」は、志布志だけでなく、宮崎、金沢、東京など複数のロケ地で撮影されています。
映画の主なロケ地は、東村アキコさんの出身地である宮崎県、大学時代を過ごした金沢、そして上京後の東京です。
宮崎では、青春時代の原風景が撮影されています。
金沢では、芸術を志す明子の成長が描かれました。
東京では、プロの漫画家としての道を歩み始める明子の姿が映し出されます。
これらの都市に比べ、志布志は「地方の温かさ」「素朴さ」「人との距離の近さ」を象徴する舞台として、物語の根底に流れる郷愁や人間味を色濃く表現しています。

志布志のことは初めて知ったのですが、行ってみたくなりました!
*映画「かくかくしかじか」の金沢の大学ロケ地についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ
映画「かくかくしかじか」のロケ地・志布志は、東村アキコさんの原作が持つ温かさや、永野芽郁さんが演じる明子の成長物語を体感できる特別な場所です。
志布志の自然や町並みは、映画の世界観をより深く味わえるファン必見のスポットです。
ぜひ一度、志布志のロケ地を訪れて、映画の感動を自分自身の体験として感じてみてください。
*映画「かくかくしかじか」の金沢の大学ロケ地についてはこちらの記事をご覧ください。
